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龍洞院

  • [公開日:2016年2月23日]
  • [更新日:2016年2月23日]
  • ID:273

重要文化財である平安時代の阿弥陀如来像をまつる古刹

本堂の様子

本堂

阿弥陀如来坐像の様子

阿弥陀如来坐像

龍洞院は鎌倉時代の建長2年(1250年)の創建と伝えられる、浄土宗の寺院です。その後、建武の兵乱により諸堂宇を焼失。現存の本堂、庫裏、山門等は天保3年(1832年)、載誉住持の再建によるものとされています。

本尊の阿弥陀如来坐像は檜材寄木造りで、高さ86.9cm、ややしもぶくれの丸顔や明瞭な眉の彫出、細くやさしい伏眼、様式化された鼻、浅い衣文などの諸特徴が認められ、明らかに平安時代後期のものと推定されます。保存修理の際、坐像内からは過去の修理時事の文書21点が発見されました。そのうちの2枚に年代がわかるものがあり、1枚は寛文9(1669)年9月12日、もう1枚には寛文9年4月6日と書かれていました。

龍洞院の詳細
本尊阿弥陀如来坐像
場所〒638-0001 吉野郡下市町阿知賀2776⇒地図はこちら(別ウインドウで開く)
TEL.0747-52-3023
休日無休
料金志納
時間9時~17時(要予約)
交通電車・バス 近鉄南吉野線「越部」駅から徒歩約15分
クルマ 南阪奈道路葛城ICから国道24号、309号経由、約17km、約35分
・時刻表
クリックすると時刻表が表示されます。
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